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2022.11.25

岐阜県社会福祉協議会主催の『岐阜県ボランティア・市民活動Webセミナー』に登壇しました!

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2022年10月13日(木)に、岐阜県内にてボランティア活動をしている方やボランティア活動に興味を持っている方を対象とした岐阜県社会福祉協議会主催の『岐阜県ボランティア・市民活動Webセミナー』が開催され、当会が登壇いたしました!


岐阜県社会福祉協議会では、県内のボランティア・市民活動実践者が個々の活動をより発展させるための気づきと課題解決のための『協働』について考えることを目的に、毎年様々なテーマでセミナーを開催されており、今年は以下の5つのテーマで全5回のWebセミナーを実施しています。(参照:https://www.winc.or.jp/contents/volunteer/gihukennboranntexiasiminnkatudou/

 ① 企業の社会貢献活動
 ➁ 高齢者・障がい者の支援
 ➂ 子どもの貧困に関する支援
 ④ ひきこもりの支援
 ➄ ボランティアのための傾聴

そして、当会は➂の『子どもの貧困に関する支援』をテーマとしたセミナーに登壇し、約130名の方々にご参加いただきました!

まずは、事務局の原水より『こども宅食とは?/こども宅食応援団とは?』についての説明をしました。本セミナーはボランティア向けということで、『子どもたちの現状』について現在の日本が直面している問題に触れた後に、その状況下での『こども宅食』の存在意義や目的について説明し、最後に『こども宅食応援団』の活動についても触れました。

 

その後、こども宅食の全国における活動事例を紹介するため、以下の3団体にご登壇いただきました。

 ➀ 【福井県越前市】越前市「みんなの食堂」実行委員会  代表 野尻富美 さん
 ➁ 【佐賀県伊万里市】特定非営利活動法人のいちご会  理事長 大瀧美奈子 さん
 ➂ 【岐阜県岐阜市】特定非営利活動法人コミュニティサポートスクエア  理事長 杉浦陽之助 さん

野尻さんが代表を務める『みんなの食堂』は、こども食堂から始まり、学習支援やこども宅食へと事業を拡大されている団体で、『究極のおせっかい』というキーワードを用いて、積極的な子どもたちの見守り活動の重要性についてお話しいただきました。

次に、大瀧さんが代表を務める『のいちご会』は、認可外保育園から始まり、こども食堂やこども宅食へと事業を拡大された団体で、子どもたちの『美味しい!』『楽しい!』『嬉しい!』を生み出すために、日々の活動の中でどのような工夫をされているのかについてお話しいただきました。

そして、杉浦さんが代表を務める『コミュニティサポートスクエア』は、今回のセミナー参加者の最も身近な地域で活動されている団体です。地域の他の関連団体とのネットワークの中で、上手く役割分担をし、効果的な子どもの見守りを実施されている点についてお話しいただきました。また、ボランティアはどのような心構えでいるべきか?についても最後にご説明いただき、参加者の心にも響いたように思います。

 

最後に、改めて上記の3団体にご登壇いただき、事務局の原水のファシリテーションのもと、パネルディスカッションを実施しました。各団体の特徴や活動の経緯を踏まえた上で、多様な背景のもとこども宅食を実施されている各団体目線で、これまでの子どもたちの見守りを通じた発見や課題観等について触れながら、参加者に今後どのようにこども宅食等の活動に関わって欲しいか?といった視点でディスカッションをしました。

セミナー後に実施されたアンケートでは、各コンテンツに対して、非常に多くのコメントが寄せられ、総じて『非常に参考になった・参考になった』と回答された参加者が8割を超える等、多くの参加者に満足いただける結果となりました!

アンケートに寄せられたコメントを一部抜粋します。

・こども宅食という言葉を、はじめて知りました。「助けてください」と言えない方にとっては、とっても良いかと思います。訪ねて行くことでつながりが出来、コミュニティの中へ入れるようになっていけたら素晴らしいと思いました。

 

・子どもの貧困が増えているなか、定期的にお弁当などを届け、顔を見てお話をし、その方を知り、 つながりをつくるなどこども宅食を行っている意味や活動の大切さがわかった。

 

・熱心、熱意がひしひしと伝わってきた。相手にそれだけ信用されたのはすごい。今のご時世「だまし」「いつわり」が多い時代に。

 

・食事も学習もつながりのきっかけである、ということが印象に残った。手段と目的が入れ替わらないよう、大切なことは何かを常に意識していることが大切だと感じた。

 

・要支援家庭に訪問する際に警戒させないような声掛けの仕組みが素晴らしいと思いました。

 

・ボランティアは「できるときに できることを できるだけ」という言葉が印象的でした。

 

・ボランティア・サポーターの心構えについて、そうだそうだと思うと同時になかなかむずかしいなあとも思いました。常に自分にいいきかせていきたいと思います。

 

今後もこのようなセミナーや勉強会を通じて、『こども宅食』の普及を行うと同時に、全国でこども宅食を実施されている団体の活動をサポートすることで、全国規模でのこども宅食の質・量の両面での充実を図ってまいります。

 

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