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2020.08.26

こども宅食応援団が4,500世帯に実施した【コロナ緊急支援】ーwithコロナ時代こそ、親子のつらいを見逃さない社会の実現をめざして

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新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴う未曽有の「コロナ不況」のあおりを受け、経済的に困難を抱えるご家庭はますます増え、深刻な状況におかれています。

また、密集・密接の状況が生まれやすいこども食堂などの運営が難しくなる中、「こども宅食」のようにそれぞれのご家庭に個別にお伺いする支援モデルの重要性が高まっています。
※こども宅食の詳細につきましては、こちらのページをご覧ください。

こども宅食は、食料品や日用品の配送を通じて各ご家庭と積極的に関わり、見守り支援を届けます。厳しい状況に置かれていても、つらいと言えない、自ら助けを求めにくい親子と、食をきっかけにつながりをもつことで、親子の抱える困りごとが大きくなる前に状況をキャッチし、適切な支援に繋げることができます。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、こども宅食応援団では、2020年3月からコロナ禍で運営が難しくなったこども食堂やフードバンクがこども宅食モデルでの緊急支援を行う際のノウハウ提供や、経済的に厳しい子育て家庭の実態調査などを行い、コロナ不況のあおりを受ける子育て家庭のサポートを実施してきました。

コロナ禍において、スピード感をもって実施したこども宅食応援団の活動実績と、ご家庭からのメッセージ、そして、こども宅食を力強く支援してくださっている著名人のみなさんからの応援メッセージをまとめました。

「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」を通じ4,500世帯規模の支援を実施

2020年4月、親子や子育ての社会課題に長年取り組み、こども宅食応援団の運営事務局も務める認定NPO法人フローレンスが「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」を開始しました。

経済的に困窮する家庭やひとり親家庭がコロナ禍において特に状況が深刻化するリスクが高いことを受け、本プロジェクトに寄せられる寄付金の一部が、全国のこども宅食事業の支援活動強化のために使用されることになりました。

こども宅食応援団では、本プロジェクトを通じ、経済的に不安定なご家庭への緊急支援として、のべ約4,500世帯のご家庭へ「食品」「お米券」「マスク」などを配送しました。

また、全国各地でこども宅食を実施する団体へのサポートや、新たに立ち上がった6団体の活動の伴走支援を実施。緊急支援でサポートした団体数の合計は、19団体にものぼりました。

―配送準備の様子

―お届け時の様子

全国各地約1,000世帯のこども宅食利用者にアンケートを実施、親子が抱える困りごとを明らかに

5月には、長引く新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、全国のこども宅食の利用家庭にどのような変化があったのかを把握し、ニーズを明らかにして支援につなげるため、全国のこども宅食利用家庭約1,000世帯にアンケート調査を実施しました。

結果として、回答者の約8割が「生活が苦しくなった」と回答、支出が2割~6割増えた人が全体の6割を占めるなど、各ご家庭が経済的に深刻な状況に置かれていることが明らかになるとともに、ほとんどの方が行政の窓口や民間の食糧支援サービスなど、既存の支援メニューを利用していないことが分かりました。

各家庭が深刻な状況に陥る前に、食料品の配送を通して各ご家庭と積極的に関わる「こども宅食型」の支援の重要性がますます高まっていることが明らかになりました。

実施期間:5月11日(月)~5月24日(日)

実施対象:京都府京都市「京都こども宅食プロジェクト」、長崎県長崎市「つなぐBANK」、熊本県ひとり親家庭福祉協議会 「てとてとて」、宮崎県都城市「らしくサポート」利用世帯の保護者

総回答数:1,015

【回答者属性】

  • 回答者1,015名のうちの85.5%が世帯年収300万円未満、77.4%がひとり親世帯で、大半を占める

アンケートについて詳細記事こちら:1000世帯アンケートでわかった、生活困窮世帯が今一番困っていることは…? ~全国各地のこども宅食利用者に調査~ 「新型コロナウイルスの影響に関するアンケート」結果

「生活はどのように変化しましたか?」という質問に対し、とても苦しくなった(19%)苦しくなった(28%)やや苦しくなった(31%)という回答結果に。合わせると、約8割のご家庭から「生活が苦しくなった」という声が集まった結果となりました。

「支出はどのように変化しましたか?」という質問に対し、20%~40%増加した(37%)、40%~60%増加した(24%)という回答で、20%~60%支出が増えた人が約6割いました。

「お子さんとの関わりについて」選択肢から、該当項目を選ぶ質問では、子どもといることにストレスや疲れを感じることが増えた(44%)、こどもに怒ったり、叱ったりすることが増えた(49%)、子どもに手をあげることが増えた(8%)となり、家庭内のストレスが高まっている人が約半数という結果でした。

全国の支援先家庭から連日届いた「ありがとう」

アンケート調査以降も、こども宅食応援団では緊急支援を継続しました。支援をお届けした全国のご家庭からは、たくさんの感謝のメッセージが寄せられました。一部抜粋してご紹介します。

●コロナで仕事のシフトが減らされてしまい収入が少なくなり、逆にこどもが日中家にいることで食費が嵩んでいたので、お米が本当にありがたかったです。

●お弁当と支出ばかり増え、お弁当作りの為に早起きしたりで心身共に疲れているところでした。たくさんの物資をありがとうございました。身寄りのない私には感謝感謝です。

●開けてみたら、色々入っていて子供達とキャーキャー盛り上がりました!沢山ありがとうございました。

●学用品にも多くの出費がかかるので、ノートと鉛筆も学習に役立つものも凄く有難かったです。レシピもありがとうございました。

●支援の手が、私たち父子家庭には届きにくいです。はじめてこんなに支援をうけて、涙が出ました。

こども宅食を応援してくださっている著名人からの応援コメント

「こども宅食」のビジョンや活動内容に共鳴いただいた著名人のみなさまから、多大なるご支援や応援メッセージをいただいています。一部ですが、ご紹介いたします。

作家 水野敬也さん

「こども宅食」は本当に素晴らしい。すべての子どもたちが安心して暮らせる社会を本気で、全力で考えた結果生まれた事業だと思います。そして、社会のか弱き存在を支えることは私たち自身を支えることでもあります。人がどんな状況に陥っても尊重され安心して暮らせる社会の実現。「こども宅食」に大きな可能性を感じます。

エッセイスト 小島慶子さん

「こども宅食」を応援します。届くのは食べ物だけではなく、社会とのつながり。誰でも助けが必要なときがあります。困っているあなたをひとりにしないよと伝えることが、支えになります。大人にも子どもにも、ウェルカムを。

ベンチャーキャピタリスト 佐俣アンリさん

僕は「全ての子どもは幸せになる権利がある」、それから「一人ひとりの強い個性をフィルタリングする天才児教育」みたいな分野に寄付をすることを決めています。「こども宅食」やフローレンスへの支援は、前者のほうですね。

「こども宅食」は、インターフェイスは「食品のお届け」なんだけど、実は各家庭で困っていることはないか、リスクがないか?モニタリングのツールになっているっていう仕掛けが、すごいなと思います。待ってないで、こちらから行く。福祉業界のパラダイムシフトですね。

むすびえ 湯浅誠さん

個々の家庭に訪問する「こども宅食」と、集いの場をつくる「こども食堂」は、両方あって初めてすべての子や家庭をカバーし、こぼれにくい地域と社会をつくることができます。

みんなとわいわい過ごすことで元気の出る子と、そういう場所はちょっと苦手だけど、気にかけてくれる人はいるんだと感じられることで元気の出る子。すべての子ども(そして親たち大人たち)の元気が出ることで、私たちの社会はより持続可能になっていく。私たち一人ひとりがその作り手であり担い手でありたいと願います。

withコロナの時代に必要とされる「こども宅食」ご支援お願いします!

日本全国で、着々と広まっているこども宅食ですが、深刻なコロナ不況は終わりが見えません。全国にはこども宅食を必要としている親子がまだまだたくさんいます。

こども宅食応援団の活動運営費は、ふるさと納税を通じた全国の皆さんからのご寄付が支えとなっています。

引き続き、みなさまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします!

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