「つらい状況にある親子をなんとかしたい。」そんな想いで、親子の支援に携わる地域の団体がつどい、語り合い、〝地域みんなで親子を支えるつながり〟を深める取り組みとして、こども宅食応援団は、2023年6月から全国10地域にて「親子の支援を語ろうキャラバン」を実施します。
2023年10月、こども宅食応援団が設立されて5周年を迎えます。団体設立当初は、たった数団体だったこども宅食実施団体も、2023年3月現在で、38都道府県、104団体まで増え、支援するご家庭の数は約2万世帯まで広がりました。
そして、3年に渡るコロナ禍では、地域コミュニティの源泉であった祭り、イベントなど、あらゆる対面交流の場が失われ、困りごとを抱えたご家庭が、社会から孤立しがちになるリスクが強くなりました。
こども宅食への注目度も高まり、地域に根差した活動をされているこども宅食の実施団体の皆さんにとって〝親子のもとへ直接出向き、顔を合わせて話す〟ことの重要性がいっそう強く実感されるようになりました。
しかし、私たちが目指すこども宅食の全国普及までの道のりはまだまだ遠いものです。少しずつ日常を取り戻しつつある今年度、全国へわれわれから出向き、改めて「地域におけるこども宅食の役割を深めたい。」そして、こども宅食に限らず、様々な活動を通じて「今まさに、親子を支えている方々の声をもっと聞かせてほしい。」そんな想いから、本企画が立ち上がりました。
キャラバンの参加者は、こども宅食の実施団体だけに限りません。こども食堂やフードバンクなどの食を通じた支援をしている団体、こどもの居場所や学習支援などの活動で親子を支えている団体、社会福祉協議会や、児童家庭支援センターなどの地域の福祉を担う方々・・・あらゆる主体の皆さんと対話し、地域の中で〝親子を支える輪が広がっていく未来〟を目指していきます。
①こども宅食応援団事務局より、「こども宅食とは?」(25分)
定期的な「食のお届け」をきっかけに家庭を見守り、寄り添う伴走型支援「こども宅食」。活動の概要や、家庭へのアプローチの特性、地域の支援へとつなげる役割など、映像を交えて語ります。
②地域の実施団体より、「こども宅食の事例紹介」(40分)
地域特性や実施団体によって、こども宅食の活動は多様に広がっています。キャラバン開催地の近隣地域で、実際にこども宅食を実施している団体に登壇いただき、親子の見守りを通じた発見や課題などを紹介いただきます。
③質疑応答(10分)
④参加者による「座談会」(50分)
親子の支援に携わる団体の皆さん全員で座談会を実施。「親子のつらい」を見逃さない地域・社会を目指して、今、私たちにできることとは?をテーマに語り合います。
<2月開催:大阪府大阪市>
日時:2月28日(水)13:30~16:00
会場:大阪市中央公会堂 小集会室 (大阪市北区中之島1丁目1番27号)
後援:大阪府 大阪府社会福祉協議会
⚫️事例紹介・パネラー
NPO法人やんちゃま ファミリーWith 理事長 田崎由佳さん https://yanchama.net/
⚫️事例紹介・パネラー
子ども家庭支援センター清心寮(リーフ) 相談支援員 安原由依さん https://kodomoshien-leaf.com/
⚫️パネラー
お母さん業界新聞大阪 お母さん大学大阪支局・えほん箱 プロジェクトリーダー 宇賀佐智子さん
https://www.okaasan.net/tag/osaka-ban/
社会福祉協議会、児童家庭支援センターなどの社会福祉法人、こども食堂の実施者、フードバンク事業者、居場所事業者、こどもの学習支援事業者、母子会、病院、学校、保育など、親子の支援に関わる団体の皆さまのご参加をお待ちしております。
◎こんな方におすすめです
下記の申し込みフォームよりご連絡ください。
※各開催日程の3日前までにお申し込みください
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