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ご家庭に寄り添い、笑顔を届けるこども宅食の活動【栃木・宮崎活動報告】

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2021年4月25日から、4都府県で緊急事態宣言が発令されました。昨年の緊急事態宣言時には一斉休校も行われ、子どもたちの食生活の心配もされました。

今回の緊急事態宣言では一斉休校は行われなかったものの、飲食店の営業時間の短縮や、大型商業施設やイベント・映画館・演劇等の興行の休業協力が求められ、コロナ不況にますます拍車がかかるのでは、と懸念されます。

 

密を生まずに、子育て家庭の食生活を支えながら繋がり続けるこども宅食。今回は、昨年活動を始めた栃木県の「宮っ子だいじ便」と、地元の生鮮食品を中心にお届けする宮崎の「宅食くにとみつむぎ便」、現地スタッフからの活動報告をご紹介します。


困りごとに寄り添い、その後も寄り添い続ける――宮っ子だいじ便【栃木県宇都宮市】

「宮っ子だいじ便」では毎月、宇都宮市のひとり親家庭や生活困窮子育て家庭に食材や日用品を届け、繋がり、その家庭が抱える様々な問題に寄り添い、解決をして行くアウトリーチ事業を行っています。

定期的な食材配送も大変喜ばれていますが、私たちは利用家庭が抱える問題解決に取り組むことを重点目標に掲げて活動しています。

各家庭の多くが孤立を抱えているため、こども宅食の活動を通じて、複雑に絡み合ったさまざまな課題を、共にひとつずつ丁寧に解いて行きます。かなり深刻な案件も多々ありますが、スタッフ一丸となり、他団体との連携や様々な方法と手段で解決に導いています。

解決したその先も、SNSや訪問で寄り添い、見守る活動を継続することで、利用者さんが精神的にも安定し、「毎日安心して生活が出来、少し元気と笑顔が出るようになりました」などの声を頂きます。

こういった声をいただくとスタッフも安堵し、達成感や充実感を感じていますが、更なる問題解決に向け、気を引き締め直し、日々の活動に取り組んでいます。

ひとり親の親御さんの心に寄り添い、親御さんの悩みや家庭の問題をともに解決していくこと。親御さんが安心して生活できる環境を作り、親御さんの笑顔を取り戻すこと。

スタッフは、親御さんが元気になり笑顔を取り戻せれば、その子どもたちも幸せな毎日になると確信し、日々活動しています。

小さな活動ですが継続して行うことで、「親子のSOSを見逃さない社会づくり」に貢献して行きたいと考えています。

――宇都宮市でお困りの方は、チラシのQRコードからご相談ください

届けたいのは笑顔です――宅食くにとみつむぎ便【宮崎県国富町】

こんにちは。つむぎ便です。

4月もあっという間に過ぎました。木々の新緑が美しく、外の景色がキラキラと眩しいですね。

それぞれのご家庭でお子さんの進学や進級、おめでとうございます。

つむぎ便は、お子さんの成長を一緒に応援しています!

4月の配送も、つむぎ便にたくさんの野菜などを寄贈いただきました!

今月の簡単おいしいお手軽レシピは、「丸ごと玉ねぎご飯」「たけのこのから揚げ」「春野菜のかき揚げ」です。

野菜をまるごと調理できる「丸ごとシリーズ」のレシピは、ささっと簡単に、慌ただしい夕食にぴったりの一品です。

今しか味わえない、旬の食材をふんだんに使って、栄養をたくさんとりましょう。

――たけのこの水煮はそのまま調理できて嬉しいアイテム♪たけのこの唐揚げのレシピと一緒にお届けしました

お忙しい毎日をお過ごしと思います。

少しでも時間を作ってもらい、つむぎ便の材料を使ってお子さんと一緒になって台所に立ってもらえたらと思っています。

 

体調を崩さないよう、しっかり栄養をつけましょう。

たくさん食べて、家族一緒に暖かい時間をお過ごしください。


宅食くにとみつむぎ便に集まったたくさんのお野菜は、企業からの寄付だけではなく、個人の農家さんからのご寄付もたくさんあります。

地域でのつながりを生み出し、笑顔を届けるこども宅食の活動です。

 

こども宅食の活動は、ご自宅に食品等をお届けしながら見守りをする、密を生まずに行える支援です。

緊急事態宣言の間も、十分に感染予防を行いながら支援を続けています。

 

こども食堂やフードバンクなどの食事と居場所の支援に加えて、こども宅食の見守り支援を行うことで、それぞれのご家庭に合ったスタイルで途切れない支援が可能になります。

 

こども宅食は、こども食堂やフードバンクに比べるとまだまだ実施している地域の少ない活動です。

全国でこども宅食が実施されるよう、こども宅食応援団の活動をご支援よろしくお願いします。

>>こども宅食を全国に広げる!こども宅食応援団のクラウドファンディングはこちら

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