こんにちは、こども宅食応援団 佐賀事務局スタッフの井内です。先日、「都道府県魅力度ランキング2022」が発表され佐賀県はまさかの最下位でした。
ですが、私は佐賀県に住んでいて、こども宅食応援団事務局スタッフとして「こんなに誇れる場所はない!」と常々思っています。本日は、そう思えるエピソードの一つを紹介させていただきます。
佐賀県内にはフードバンクやこどもの居場所、こども宅食応援団などたくさんの食に関する支援団体があります。これまでも月に1回の意見交換、情報共有会の実施などを通じて、連携を深めてきました。それぞれの活動を認め合うこと、解決できない課題があっても皆で協力すればできることがあるんじゃないか、そのような思いからコミュニケーションをしています。
活動の形態もそれぞれ異なるものの、想いは同じ。そして、各団体が共通して頭を悩ませていたこととして、食品保管倉庫に関して課題を持っていました。各団体ごとに用意するには負担が大きく、品質管理にも懸念がありました。
そこで今回、佐賀県にもご協力いただき、『佐賀県「食」でつながるネットワーク協議会』を設立。10月7日にはキック・オフ交流会も開催され、共通の食品保管倉庫の整備などを進めていくことになりました。
加盟団体は、フードバンクさが、フードバンクKARATSU、さが・こども未来応援プロジェクト、スチューデント・サポート・フェイス、地球市民の会、市民活動サポートセンター、空家・空地活用サポートSAGA、そしてこども宅食応援団の8団体です。
――佐賀県「食」でつながるネットワーク協議会
食の受け入れ窓口を一元化する共通の拠点ができれば、食品の提供企業へのアプローチ、受け入れ窓口、品質管理、そして提供先の重複解消にもつながります。また、協議会メンバーがこれまで以上に横のつながりを強くすることで、様々な課題を抱えている家庭との切れ目ないつながりをつくることを目指します。
山口祥義知事は、「必要性から出てきたのが今回の協議会。県も仲間に加わってみんなで盛り上げていきたい」と語りました。今後は研修会をはじめ、合同プロジェクトやイベントも検討しながら、団体同士の相談できる場としての期待が高まります。
――キックオフでの佐賀県知事挨拶
▶佐賀新聞でも紹介されました!
食の支援活動で連携へ 佐賀県内8団体が協議会設立
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