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2022.05.17

【6/4(土) 社協向けオンライン勉強会のご案内】こども宅食からのつながり。~“シャキョー”の実践から学ぶ~

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現代の日本社会では、少子高齢化や核家族の増加などにより、地縁や血縁といった人と人との関係性や共同体が希薄化し、さらには、企業が正社員とその家族を丸ごと支える仕組みも揺らいでいます。また、ヤングケアラーの対応など、支援ニーズ自体も複雑化しています。こうした社会の変化により、家庭や子どもたちが経済的な困窮や様々な課題を抱えているにもかかわらず、必要な支援や見守りが届かない、という問題が生じています。

各地で福祉事業や支援活動に取り組んでいる皆さんの中にも、こうした危機感や課題感を日々感じている方も多いのではないでしょうか?

 

こうした中、注目されているのが、多様化する生活課題・制度の狭間にいる人たちに、新たな繋がりをつくっていく「アウトリーチ」です。食をきっかけとしたアウトリーチの取り組みとして“こども宅食”が、地域福祉を推進する全国の社会福祉協議会(通称“シャキョー”さん)にジワジワと拡がっています。(5/11放送のハートネットTV(NHK)でも密着特集されました!)

 

今回は、NPO・市民ボランティア・企業など多様な主体とつながりながら、全国に先駆け「支え手」、「受け手」という関係を超えて地域づくり・資源づくりに取り組む大阪府豊中市と宮崎県三股町の“シャキョー”さんをパネラーとしてお呼びしました。つながりを必要としている親子にアウトリーチするため、“こども宅食”をどのように活用しているのか、そして、つながった家庭や子どもたちを地域全体で伴走していく取り組みとその挑戦について話して頂きます。 

▼こんな話を聞いてみたいという社会福祉協議会の皆さんに!

・地域の支援やつながりを必要としている人たちへの新しいアプローチ方法を知りたい
・地域共生社会の実現(重層的支援体制整備事業)を進めるなかでのヒントがほしい
・こども宅食の導入に以前から関心があり、事例や実践を知りたい
・「こども宅食って何をしているの?」こども宅食の話を一度聞いてみたい
・食をきっかけにした家庭への接点づくり・関係づくりの工夫を知りたい

開催概要

日時:2022年6月4日(土)13:00-15:00(2時間)

参加費:無料

参加方法:Zoomによるオンライン参加
※ZoomのURLは、お申込み時にご登録いただいたメールアドレス宛に別途ご連絡いたします。

対象:社会福祉協議会の皆様
※自治体や地方議員、NPOの方など、こども宅食に興味・関心のある方も申し込んで頂くことができますが、プログラムは社会福祉協議会所属の方が事業や制度の理解を深められることを目指した内容・構成となります点、あらかじめご了承下さい。

ご案内PDFはこちらから 

【申込方法】以下の申込フォームよりお申し込みください。

6月4日開催勉強会申込み

【申込締切】6月1日 17時まで

【お問合せ】メール:info@hiromare-takushoku.jp
※​​お電話での受付は行なっておりません。お手数ですが、お問い合わせはメールにてお願い致します。

プログラム内容

〇「こども宅食事業とは?」<10分> (認定NPO法人フローレンス こども宅食事業部 本間奏)

〇実施事例紹介 <40分>

・大阪府豊中市社会福祉協議会の取り組み
 (社会福祉法人 豊中市社会福祉協議会 事務局長/コミュニティソーシャルワーカー 勝部麗子 氏)

・宮崎県三股町社会福祉協議会の取り組み
 (社会福祉法人 三股町社会福祉協議会 生活支援コーディネーター 松崎亮 氏)

〇パネルディスカッション <40分>

パネラー:勝部麗子 氏、松崎亮 氏、本間奏
ファシリテーター:一般社団法人こども宅食応援団 原水敦

〇質疑応答 <25分>

〇こども宅食応援団からのご連絡 <5分>

※プログラムの開始時間・内容は変更になる場合があります。

 

講師のご紹介

〇社会福祉法人 豊中市社会福祉協議会 事務局長/コミュニティソーシャルワーカー 勝部麗子 氏

大阪府豊中市生まれ。昭和62年に豊中市社会福祉協議会に入職。平成16年に地域福祉計画を市と共同で作成、全国で第一号のコミュニティソーシャルワーカーになる。地域住民の力を集めながら数々の先進的な取り組みに挑戦。その活動は府や国の地域福祉のモデルとして拡大展開されてきた。NHKドラマ「サイレント・プア」のモデルであり「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも出演。著作に「ひとりぽっちをつくらない―コミュニティソーシャルワーカーの仕事」、「伴走型支援 — 新しい支援と社会のカタチ」(共著。奥田 知志,原田 正樹/編)など。

 

〇社会福祉法人 三股町社会福祉協議会 生活支援コーディネーター 松崎亮 氏

大学卒業後、社会福祉協議会に入職し地域福祉業務を担当。平成29年子どもの貧困支援に対して、具体的な支援施策を見つけられず悶々としていたところ、東京都文京区の「こども宅食」を契機に平成30年4月、商業デザイナー等とチームを組んだ独自の「みまたん宅食どうぞ便」を立ち上げ、コミュニティデザインによるアウトリーチの可能性を感じる。平成31年4月より、「自分たちのまちを、自分たちで楽しく」をコンセプトに、社協内に「COMMUNITY DESIGN LAB.」を立ち上げ、2025年までに200の活動、2025人の地域活動者を生み出し、地域住民の活動で、地域課題の解決を目指すミッションを掲げ、目下活動中。

 

▼「こども宅食って何をしているの?」こども宅食のイメージを簡単に知りたい方に

先日、宮崎県三股町の「みまたん宅食どうぞ便」が、NHK(Eテレ)のハートネットTVにて放映されました。ぜひ再放送をご覧ください!

[放送日時]5月20日(金)15時30分~15時59分(お住まいの地域により放送予定が異なる場合があります)

※NHKプラスからも視聴可能です!(〜5月18日20時まで)
https://www.nhk.jp/p/heart-net/ts/J89PNQQ4QW/plus/

※登録不要・無料ならTVer
https://tver.jp/episodes/epbzqq3u2r

みなさまからのご参加を心よりお待ちしております!

主催:一般社団法人こども宅食応援団
共催:認定NPO法人フローレンス
後援:三股町コミュニティデザインラボ

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