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「こども宅食」をきっかけに生まれる、町民同士のつながり【奈良活動報告】

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2020年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策で、外出の制限やイベントの中止などが相次ぎました。

感染を防ぐ有効的な手段である一方、周囲の人と会う機会が減り孤立を深めてしまうことで、困りごとを抱えていても”つらい”と声を上げづらい状況も生まれています。

両親学級の中止、里帰り出産や立ち会い出産、入院中の面会が実施できないことで、『1歳未満の子どもを育てる母親の「産後うつ」に陥るリスクが、コロナ禍で2倍に上昇した恐れがある』という調査結果も出ました。(「俺の嫁はできた」と夫の上司、ママ友ゼロ……孤独な子育てに加速に悲鳴 | Business Insider Japan

そんなコロナ禍のなかスタートした、ご自宅への食品のお届けで密を生まずにご家庭と繋がり続けることができる「こども宅食」奈良県・もぐハグ便の活動を紹介します。

「地域の方とのつながりができて嬉しかった」孤立が生まれやすいコロナ禍の親子に寄り添う――奈良県吉野町の「もぐハグ便」

奈良県吉野町で実施する「もぐハグ便」は、今年6月、コロナ禍の影響を受け経済的に困窮したひとり親世帯からの切実な声から始まりました。

11月26日は6回目のもぐハグ便の配送日。利用家庭12世帯からスタートしたもぐハグ便ですが、今回は30世帯に配送を行いました。

配送のなかで、「つながり」が生んだあたたかいエピソードをご紹介します。

配送対象家庭の中には、コロナ禍のなかで出産したご家庭もいらっしゃいます。感染のリスクを抑えるため実家の応援も最低限となるなか、生まれたての赤ちゃんに加え、きょうだい児の世話もしなければならず、親御さんは大変な日々を過ごされていました。そこで、もぐハグ便を配達したボランティアが、40分あまり赤ちゃんを見るサポートも実施したところ、

「生まれた子どもがいるので上の子の外遊びができなかったが、ボランティアさんが見ていてくれたので久しぶりに外で遊ばせることができ、私も子どももリフレッシュできた。地域の方とのつながりができて大変うれしかった」

と大変喜ばれました。

外出などが難しくなることで孤立してしまいがちな新生児育児の親御さん。コロナ禍では、いままで以上に周囲と繋がりにくい状況が生まれがちです。

もぐハグ便を通じて産前から繋がりを保っていたことで、ご家庭の変化に気付き、優しいつながりが生まれた話に、心が温まります。

配送を重ねるごとに増えてくるのは、利用者さんだけではありません。

町の広報誌に、もぐハグ便の趣旨と野菜や日用品等の提供をお願いする記事を掲載したところ、早速地元の数名の方から未使用のフライパンや食器類などを提供いただき、希望するご家庭に無事お届けすることができました。

もぐハグ便を通じて、実施団体と子育て世帯とのつながりだけでなく、町民の皆さんとの新しいつながりが生まれてきています。


こども宅食応援団では、「ほんの少しでもご家庭との会話のきっかけになったらいいな」「ご家庭とのつながりづくりに尽力されている実施団体のみなさんが、少しでもそのやりとりなどに時間を割けるお手伝いになるように」と願いを込め、食品や日用品の提供などの後方支援をしています。

これらの活動は、みなさんからのふるさと納税を通じた寄付によって支えられています。

全国に「こども宅食」の活動を広げるお手伝いをよろしくお願いします。

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