地域におけるこども宅食の役割
困っているとき、しんどいとき、
自ら「つらい」と言える人ばかりではありません。
支援を求めることが恥ずかしい、申し訳ない。
どこに相談したらいいのかわからない。
人がたくさん集まる場所は苦手。
忙しくて支援の窓口に行く時間がない。
様々な事情を抱える家庭がいます。
そのような家庭に、支援団体からアプローチし、
家庭とつながり、寄り添っていく。
それがこども宅食です。
こども宅食は、
定期的な「食のお届け」を
きっかけとしながら
家庭を見守り、
寄り添う伴走型支援です。
支援が届きにくい親子に
とどける
継続的に
食品をとどける
ことによって
少しでも
生活を支える
身近な伴走者として
つながる
会うことで双方向の
やりとりができる
関係性をつくり、
孤立と孤独を
やわらげる
支える人が増えるよう
つなげる
こども宅食以外の
支援が受けられる
ようになるなど、
前向きな心の
変化を生み出す
地域の社会資源へ
行政の相談窓口、学習支援
こども食堂など
活動を通じて、周囲の人が
家庭の困りごとに気付いたり、
家庭が「相談していいんだ」と
思えるようになり、地域の必要な
支援へとつないでいくことを目指します。
様々な事情を抱える家庭を地域で
孤立させないためには、
地域の多様な支援機関や居場所など社会資源が
それぞれの役割を担い、互いに連携しながら
支援の輪を広げていくことが大切です。
こども宅食は、家庭との多様な接点の1つであり
そして、家庭を必要な支援へとつなげる架け橋の役割
を担っています。
「いつもこども食堂に来ている
あの子がなんだか気になる…」
「支援拒否されるあの家庭と
なんとかしてつながりたい…」
気になる家庭への支援のきっかけとして、
様々な団体がこども宅食を活用しています。
こども宅食実施者ネットワークとは
こども宅食実施者ネットワークとは、
全国のこども宅食実施団体同士や
こども宅食応援団がみんなでつながり、
知見や情報を共有しながら
互いに支え合い、高め合うことを目指す
ネットワークです。
こども宅食実施者ネットワークは、
各地の団体の取組みから活動のノウハウを蓄積し、
みんなで共有するなど、加盟団体と応援団が
一緒に作り上げる参加型のネットワークです。
また、全国の団体同士のつながりの場でもあります。
こども宅食応援団は、
心地よいつながりの場を生み出せるよう
みなさんの架け橋としての役割とともに、
立ち上げサポート、
運営相談、資金・物資の支援など直接的サポートや
事業環境づくりに取り組んでいます。
※これらの活動は認定NPO法人フローレンスと
協働して行うものです。
こども宅食応援団の伴走支援
こども宅食の
立ち上げ支援
これからこども宅食の実施を検討している
団体への事業立ち上げサポート
LINE等を活用した
運営相談や情報提供
こども宅食の運営全般に関わる
個別相談や課題解決のサポート
勉強会・
ノウハウ提供
年数回の全国研修会を開催。団体のお悩みに
応じて他団体の事例やノウハウを共有
国や企業からの
資金・物品の提供
寄付品のおすそ分け、活動資金の助成など
現場の意見をふまえた、
国への提言活動
加盟団体から現場の声を吸い上げ
国への制度改善要望など
全国の取り組みの
発信・広報活動
こども宅食への認知・理解を広げるため
SNS等を通じた広報
加盟団体同士のピアサポート
加盟団体同士の交流を促進
加盟団体同士の交流の場(オンライン)を
設定、テーマ別の事例検討など
SNSを活用した情報交換
加盟団体同士のSNSでのつながりを促進
活動紹介など
エリア別交流会の実施
エリア別のリアル交流会の実施により
団体間の連携を強化
実施者ネットワークへの加盟
一緒にこども宅食の支援の輪を広げていきませんか?
ネットワークへのご加盟には、こども宅食の活動を
3ヶ月以上実施していることが必要です。
これからこども宅食をやってみたいという場合は、
こちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。
実施者ネットワーク(リーダー会員)に加盟を希望される場合は、必ずお読みください。
以下の事業運営に関する主要な指針を遵守してください。
「こども宅食」は認定NPO法人フローレンスの登録商標です(登録番号:第6015369号)。
※認定NPO法人フローレンスは一般社団法人こども宅食応援団の事務局を運営しています。
こども宅食応援団では、全国各地の団体によるこども宅食事業の立ち上げ、および、利用家庭が安心してこども宅食を利用できる環境作りを進めています。
その一環として、「こども宅食」という名称の営利目的での独占使用や商標トロール(※)などによる悪用を防ぐため、商標を登録し管理しています。
※一般的に、自らは商標権など知的財産権を使用した事業はしていないのに、商標権を取得し、実際にそれらを使用している者に対して高額な使用料の請求等をする者。
全国の事業者の皆さんとともに「こども宅食」のブランドを守っていくために以下の規約の遵守・対応にご協力よろしくお願いいたします。
以下のいずれかかに該当する場合にはご使用頂くことができません。
団体の誤認を避けるため「こども宅食応援団」の名称又はこれに類似する名称をご使用いただくことはできませんのでご注意ください。
2020年12月01日施行
2021年01月18日更新
「こども宅食を知りたい・検討してみたい」こども宅食の仕組みや事例の紹介
こども宅食事業の実施に興味をお持ちの皆さまに向けて、こども宅食応援団では事例紹介など各種資料を公開しております。
支援対象児童等見守り強化事業について自治体・議員関係者向け資料
こども宅食型の「支援対象児童等見守り強化事業」について検討中の自治体・議員関係者向け資料を提供する専用サイトをご案内します。
2020年に厚労省と実施した勉強会の資料・動画や、先行自治体の要綱比較表(全国6箇所)なども配布しています。
ただいま、
リニューアル中です
尚、事業実施が決まりましたら、食品や日用品のおすそ分けや訪問員研修動画などもご案内しますので、
ご希望の場合は「実施者ネットワークへの加盟」を手続きください(事業を受託する民間団体による登録も可)。
実施者ネットワークへの加盟はこちら
事業実施について全国共通で議論になるポイントを解説
厚労省との勉強会動画や、先行自治体の要綱比較も公開
こども宅食を応援したい
こども宅食をやりたい・知りたい