こども宅食応援団は、「こども宅食」の取り組みを全国に広げるため、事業の立ち上げ支援や実施団体のサポート、全国で継続的にこども宅食を行うための環境づくりなどに日々取り組んでいます。
この活動を支えてくださっているのは、皆さんからのあたたかい応援とご寄付です。
この度、ご支援いただいた皆さんへ2024年度の活動の状況や成果を報告するためのアニュアルレポート(年間活動報告書)が出来上がりました。


2024年度の大きな成果は、こども宅食の実施団体が全国47都道府県・262団体にまで広がったことです。設立当初から掲げてきた「全国にこども宅食を」という目標を、ついに都道府県レベルで実現できました。
さらに普及活動の面では、支援団体が家庭に直接訪問し、親子とつながる「アウトリーチ支援」の重要性が広く注目されるようになりました。
その結果、これまで以上に多様な自治体や地域団体がこども宅食を導入し、親子を支える取り組みが広がっています。
▼2024年度の主な活動トピック

一方で、物価高騰が家庭に直撃し、苦しい状況を誰にも打ち明けられないまま孤立してしまう親子が増えています。
今後はさらに親子の身近な地域でアウトリーチ支援を届けていくことが重要です。
その実現のためには、地域のパートナー団体との連携を一層強化し、「親子が孤立しない仕組みづくり」に重点を置きながら、最終目標として「こどもの生活圏域に(中学校区の1つ)アウトリーチ活動がある状態」を目指していきます。
▼「こども宅食普及」に向けたロードマップ

あの子を支えたい――。その思いを胸に、全国のこども宅食団体が日々ご家庭を訪ねています。本誌では、訪問を重ねる中で深まった “家庭とのつながり” を、実施団体のインタビューを通じて紹介しています。
▼「こども宅食の現場から」実施団体インタビュー

「訪問を重ねるうちに、少しずつお母さんの表情が和らぎ、お子さんも“今日は来てくれるかな?”と心待ちにしてくれるようになった」
「『お子さん元気ですか?』と声をかけた瞬間、お母さんが堰を切ったように悩みを打ち明けてくれた」
こうした家庭の変化は、支援団体が親子への訪問を続け、丁寧にコミュニケーションを重ねる中で築かれた「安心できるつながり」から生まれたものです。
こども宅食をご支援いただいた皆さんのお力添えがあるからこそ、全国でこのような「つながり」が日々生まれています。
2019年度から本年7月までにガバメントクラウドファンディング(ふるさと納税)でご寄付くださった皆さんには、アニュアルレポートを郵送しております。(※郵送での活動報告をご希望された方)
寄付申込時に「郵送不可」にしていた方々や、ご関心をお持ちくださった方等、アニュアルレポートの郵送をご希望の方は下記ページにて、お問い合わせ内容欄に「アニュアルレポートの送付希望」とご記載いただき、お申込みください。
アニュアルレポート:郵送申し込みフォーム
こども宅食応援団の活動は、皆さまからのご寄付によって支えられています。
ふるさと納税を通じたご支援は、親子のもとへ食を届け、孤立を防ぐ「アウトリーチ支援」を全国に広げる力になります。
すべての地域でこども宅食が当たり前に行われ、「孤立を生まない社会」を実現するために、どうか引き続き温かい応援をお願いいたします。

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