1月24日(金)に実施した「地域で支える命のはじまり@オンライン」と連動して、同日、佐賀県社会福祉会館を会場に「学びを深めるワークショップ@さが」を開催しました。
赤ちゃんが生まれる前から地域とつながり、支える人の輪の中で、安心して出産や育児にのぞめるように…
地域の様々な人々が親子を見守る「地域で支える命のはじまり」について、こども宅食赤ちゃん便の事例も交えながら、参加の皆さんと一緒にワークショップを行い、それぞれの立場から「佐賀の親子の支援」について語り合いました。
プログラム 午前のオンライン勉強会へも会場から参加し、午後のワークショップと2部構成で実施しました。 |
異業種の観点をもちより様々なアイデアが飛び交いました
「学びを深めるワークショップ@さが」には、佐賀県内で親子の支援に携わる約20名の方にご参加いただきました。こども宅食を実施している個人、団体の方をはじめ、行政、企業の方など、参加された皆さんの職種も様々です。
まずは、参加者を3つのチームに分け、チームそれぞれに具体的なイメージをもってディスカッションするために、対象となる地域を決めて、その地域の特性や社会資源、課題感を考え、必要な支援、取り組んでみたい物事について意見を出し合いました。
異業種の方が集ったワークショップでしたので、子育て支援の視点のみならず、行政の視点、企業の視点、学校や地域づくり、多世代間交流など幅広くアイデアが飛び交っていました。
初対面の方がほとんどでしたが、「親子のために、地域のために何か具体的な施策を見出していこう」という共通した思いが根底にありますので、対話が深まって行くのに時間はかかりません。皆さんの表情からは、新しい観点からの気づきも多くあったようで、大きくうなづきながらそれぞれの意見を聞きあうなど、会場の熱量はどんどん高くなっていきました。
アイデアを書き込んだ模造紙は、貼り切れないくらいにいっぱいのアイデアで埋まっていきました。ひとつのアイデアに対して、多方面からの提案が飛び出しますので、一気に実現性の高いプロジェクトへとブラッシュアップされていきます。
ワークが進んでいくにつれて、はじめましての関係性から、ひとつのプロジェクトを作り上げていく“仲間”になっていく、そんな感覚になるほどの濃密な時間でした。
ワークショップのまとめは、各チームで考えたプロジェクトの発表です。
軽トラ市の開催や、移住者へのケア、企業連携のイベントの実施など様々なアイデアが発表されていきます。
3つのチームに、共通していたことは、「立場や年齢に関わらず、協働していく事」でした。
地域の課題は、地域の人々が連携していくことで解決していけるのではないか。
協働することで、一人では出来なかったことも、大きく実現にむけて舵をきることができ、誰もが参画しやすい社会づくりを行うことができる。そこに笑顔が拡がっていく。
そんな思いが込められた発表となりました。
今回のワークショップでは、異業種の皆さんのアイデアを持ち寄り、様々なイベントや取組みの「種」が生まれました。
3時間半のワークショップでしたが、話は尽きることなく。
参加された方からは、「異業種の方のアイデアが新鮮で、話をすることで自分自身も新しいアイデアに気づくことができた」「つながることができたことが嬉しい」「今日の学びを明日からのプラスワンアクションにつなげたい」「学び続けていきたい」などの感想が届きました。
こども宅食応援団では、これからも地域で活動される皆さんとの対話を大切に、日々の取組みを行っていきます!
今年度は全国で、体験・参加型のイベントを実施していきますのでご期待ください!
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
●地域で支える命のはじまり@オンライン 開催リポート①『グローバル視点で考える』
●地域で支える命のはじまり@オンライン開催リポート②『地域のアクション~赤ちゃん便の実践とその取り組みが目指す地域社会へのインパクトについて』
こども宅食を応援したい
こども宅食をやりたい・知りたい