2026年を迎えました。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
こども宅食応援団 代表理事の原水 敦です。
日頃より、こども宅食応援団の活動に心を寄せ、ともに歩んでくださっている皆さまに、心より感謝申し上げます。

昨年10月に、こども宅食応援団の代表理事に就任いたしました。
(こども宅食応援団 体制について:https://hiromare-takushoku.jp/team/ )
私が大切に向き合いたいものは、これまでと何ら変わりません。全国で活動されている団体の皆さん、そしてその先にいる子どもたちやご家庭の存在をいつも思い、私たちの理念である「孤立を生まない社会」に向けて邁進してまいります。
2025年も、全国各地でこども宅食を実施してくださった団体の皆さん、活動を支えてくださった福祉関係者の皆さん、寄付者の皆さんたちとともに取り組むことができました。
各地域における団体さんの日々の活動は決して簡単なものではなく、地域やご家庭ごとに状況は異なり、迷いや葛藤を抱えながら丁寧に向き合われています。それでも現場に立ち続け、こどもやご家庭のもとへ足を運び続けてくださっていて、あらためて深い敬意と感謝をお伝えしたいです。
また、こども宅食の活動に可能性を感じて応援してくださる皆さんお一人ひとりの想いが、日本のこどもたちの「今日」を支え、「つながり」を生み出してきました。こども宅食応援団の活動は、まさに皆さんとともにつくってきたものだと確信しています。
いまの社会では、悩みや不安があっても、誰にも話せず、家庭の中だけで抱え込んでしまいがちです。支援制度があっても、情報にたどり着けなかったり、助けを求めること自体にハードルを感じてしまったりする現実があります。
だからこそ私たちは、「孤立を生まない社会」をめざしています。
特別な支援ではなく、地域の中に自然なつながりがあり、誰かの異変に気づき、そっと手を差し伸べられる社会。その一端を、こども宅食が担ってきたのだと思っています。
「孤立は、いつ生まれるのか」
2026年のはじまりに、あらためて考えています。孤立は、いつ、どこで生まれるのでしょうか。
多くの場合、それは大きな事件の瞬間ではありません。誰にも気づかれないまま、「助けを求める前」に、静かに生まれています。
こども宅食は、そうした家庭に最初につながるための営みです。
「支援」としてではなく、「日常」として。「特別な誰か」の善意ではなく、「社会の仕組み」として。
2026年、こども宅食応援団は次のフェーズに進みます。
現場で積み重ねてきた実践を、「その地域だけの頑張り」に終わらせない。
全国どこでも、孤立を深めない入口が機能する社会を目指します。
そのためにも、より多くの方々に、こども宅食について知っていただくとともに、各地で奮闘するこども宅食団体のみなさんが、地域で無理なく活動を持続していける仕組みをつくること。
そして、こども宅食をきっかけに、企業や行政も含めて、地域のさまざまな人と人がつながり、 支援が一部の人の「特別な行為」ではなく、日常の営みとして広がっていく。そんな、より多くの人が関われる形へとアップデートしていくこと。
想いだけにとどまらず、事業としても進化させていくことで、より多くのご家庭に、より確かな形でつながりを届けていきたいと考えています。
全国で活動されている団体の皆さんとは、これからも同じ目線で並走していきたいと思っています。
寄付者・支援者の皆さんの想いは、確かに現場へと届いています。
そして、これから関わってくださる企業やメディアの皆さんにも、ぜひこの取り組みに参加していただきたいと願っています。
こども宅食応援団は、開かれた活動です。立場や関わり方は違っても、同じ未来をめざす仲間として、ともに歩んでいけたら幸いです。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
こども宅食応援団
代表理事 原水 敦
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