2021年10月14日、神戸こども宅食プロジェクトの協力団体である認定NPO法人フローレンスのスタッフが神戸に出向き、食品配送準備に参加してきました。
今回はフローレンスのスタッフから寄せられた配送準備の様子をご報告します。
※認定NPO法人フローレンスはオンライン相談支援の「おやこよりそいチャット」でBE KOBE ミライ PROJECTが運営する「神戸こども宅食プロジェクト」と連携しています。詳しくはこちらをご覧ください。
BE KOBEさんのオフィスのあるKIITOというオシャレな施設に到着!
その一室に、10月の神戸こども宅食でお届けする600世帯分の大量の食品や日用品が所狭しに置かれていました。
食品などの入った大量のダンボールに囲まれながら、お米の計量・袋詰め・袋綴じの作業を7名で分担しながら行いました。
それぞれの役割分担をしっかりし、連携しながらスムーズに進めることができたと思います。
計量チームは、1袋10キロのお米を1世帯当たり2キロずつのお米に分けていくため、500gずつ計量して1つの袋に入れる作業を行い、袋綴じチームは、BE KOBEさんが購入したシーラー(プラスチック製の袋などの開口部を密封する機械)で袋を密封して、ビニール袋で2重に包む作業をしました。
最後にお米の生産地などを記載した手作りラベルを貼って、手書きメッセージ付きのチラシを同梱して完成です!
ボランティアで参加くださった方々は8月の神戸こども宅食の梱包作業も経験されており、慣れた手付きで進めていました。
600世帯分という膨大な量のお米の仕分けは地道で大変な作業でしたが、マスクと手袋を付けて、感染対策はしっかりしつつ、みんなでお話もしながら、楽しく作業をすすめることができました。普段は東京と神戸で、BE KOBEのスタッフのみなさんともオンライン上でしかお話できなかったので、今回リアルでお会いして一緒に作業をすることができて、更に関係が深まったのではないかなと思います。
おやこよりそいチャットでは、LINEで利用者のみなさんとコミュニケーションを取っており、8月配送後には、たくさんの喜びのメッセージをいただきましたが、その時はお手伝いに行けず、ご家庭にお届けする食品などは直接見ることができませんでした。今回は、実際に自分が仕分けしたお米がご家庭の元に届き、10月配送後にもたくさんの温かなメッセージをいただき、とても嬉しく思いました。
また、BE KOBEさんをはじめ、ボランティアスタッフさん、ご寄付してくださった団体・企業のみなさんの温かな想いも改めて、実感することができ、みなさんの想いを大切にしながら、おやこよりそいチャットでの対応も進めていこうと気が引き締まり、とても良い経験になりました。
神戸のような大都市モデルや10世帯程度の小規模モデルなど、各地の特色に併せてアレンジできるのがこども宅食の特徴です。こども宅食応援団では、様々な地域の事例をもとに、地域に合ったノウハウの提供などを行い、立ち上げ支援をしています。
こども宅食応援団では、こども宅食の活動が全国どこにでも当たり前にある支援になるよう、立ち上げ支援やロビイング等の活動を行ってきました。こども宅食を全国に広げる活動を応援よろしくお願いします!
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