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【 活動報告inさが】佐賀県で広まるこども宅食の輪

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こども宅食応援団の本拠地・佐賀では、「とどけYELL」「おなか一杯便」「さが・新型コロナこども緊急支援プロジェクト」の3つのこども宅食が活動しています。

今回は5~6月に佐賀新聞等に取り上げていただいた活動をメインに、佐賀のこども宅食の様子をご紹介します。

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こども宅食応援団 佐賀事務局スタッフの井内です。

いつもは配送の様子を中心にご紹介していますが、今回は『佐賀で広まるこども宅食の輪』のご紹介です。

まずは、佐賀県で3例目となるこども宅食のご紹介です!!

全国的にもアウトリーチのプロフェッショナルとして有名なスチューデントサポートフェイスさん(不登校やひきこもりの若者に訪問支援)が、これまでのノウハウやネットワークを活かし、5月11日に宅食のお届けをされました。

グリーンコープさん、フードバンクさがさんなどのご協力もあり、お米や麺、お菓子などがたくさん詰まったメッセージカード入りのココロあたたまる一箱となりました。

谷口代表は佐賀新聞の取材のなかで「活動は行政や民間がおこなう支援のはざまにいる人を対象にしている。こども宅食を切り口にして食事以外のサポートにもつなげたい」と語られています。

利用者の方からは『良質な品物が沢山入っていて、とても助かった』という喜びの声が寄せられたそうです。

(写真は谷口代表、スタッフの中山さんとの記念の一枚!感激しました)
記事はこちらからどうぞ!

次は助成団体であるスマイルキッズ(とどけYELL)さんの話題です。

建築家であり地元新聞の販売店もされている山田さん(写真右)から300キロものお米をご寄付いただきました!

山田さんは、新型コロナの影響で生活が困窮している世帯が増えたと聞いて、新聞にお米のご寄付を呼びかけるチラシを入れ、500キロものお米を集めました。

集まったお米は、地元で居場所の活動をされている団体に渡し、今回、スマイルキッズさんにもおすそ分けいただきました。
その様子は、とても素敵な笑顔のお写真と一緒に新聞を飾っています!!

スマイルキッズさんへの応援の輪はまだまだ広がります。

佐賀県民会議さんからもご寄付が。

今年2月、こども達をとりまく環境の改善のために活動をされている教職員や保護者による「民主教育をすすめる佐賀県民会議」が開いた講演会で、スマイルキッズの福島代表が「こども宅食を通して感じること」を話したのがご縁となったそうです。

この日は、私もこども宅食応援団スタッフとして同席し取り組みについて話をさせていただきました。
約100名もの教職員の方を前に頭の中は真っ白になりかけましたが、「こども達を応援したい……!」という共通の思いがつながり、会場が一つになった感覚を覚えています。

「学校とはことなる視点から、こども達を支え、その現状を先生方にも届けていってほしい」という期待がつまったご寄付となりました。

この他、学校用品の取り扱いをされている佐賀県学校生活協同組合さまからも、裁縫箱やリコーダーなどをいただいたそうです。

少し前に「裁縫箱の用意ができず、家庭科の時間はおなじ状況の数名が集まって学校の物をかりているようだ。なんとか用意してあげたいが……」という胸のしめつけられるようなご相談をうけたスマイルキッズさん。本当にありがたいご支援です。

また、先月にひきつづき、社会福祉法人ステップさがさんからは水耕農法で大切に作られた新鮮なお野菜をいただき、数名の個人支援者の方からは新型コロナの緊急給付金などをご寄付いただきました。

ちょうど一年前、私の佐賀でのこども宅食応援団の活動が始まりました。
手探りで前にすすみ、少しづつ皆さんに知っていただき応援してもらえる活動となってきていることに感動と感謝をしつつ、その応援の意味をしっかり考えてご期待に答えられるよう強く思った今回のinさがです。

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佐賀でたくさんの親子を支えているこども宅食は、宮崎、長崎、京都、新潟、宮城など、全国に広がりを見せています。

こども宅食応援団は、日本中の困っている親子に食品を届けられるように、こども宅食の全国展開を推進しています。

利用者から食品の代金をいただかないこの仕組みは、みなさんからの温かいご寄付を原資に行っています。
「今暮らすこの地域にもこども宅食があったらいいな……!」と感じた方は、ぜひご寄付での応援をお願いします。

https://www.furusato-tax.jp/gcf/2265

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