こども宅食応援団は、設立6周年を迎えた2024年11月、47都道府県で「こども宅食」が実施される運びとなったことをお知らせします。
2018年10月、佐賀県で設立したこども宅食応援団は、こども宅食を全国に広げる役割を担い、地域や業界を超えて「親子の身近で、困りごとや状況の悪化に気づき、伴走する人を増やしたい。」という想いで活動しています。共感する皆さんと協働しながら、「孤立を生まない社会」を目指しています。6周年を迎えた今年、設立当初からの悲願であった”全国47都道府県において、こども宅食の活動が実施されること”が実現しました。
6年間の主なニューストピックスとしては、こども宅食について皆さんと対話をしながら学び、語り合う「全国こども宅食サミット」を2回開催し、延べ約230人に参加いただいたり、大手食品卸・食品メーカーと協働して全国の子育て家庭に食品を届ける「こどもフードアライアンス」が開始したり、昨年は、全国10ヵ所を巡り地域の皆さんと語り合う「親子の支援を語ろうキャラバン」を実施しました。
活動の歩みがわかる記念ページはこちらです。こども宅食応援団の2018年からこれまでのニューストピックス、全国への広がり、運営メンバーの思い、企業や寄付者・団体の方から寄せられた「こども宅食を通して描く未来」へのコメントを掲載しているので、ぜひご覧ください。
物価高や感染症の拡大など、生活が苦しい家庭は増えています。特にこれから、子どもの冬休みや年末年始期間を迎えるにあたって、子育て家庭が困りごとを抱えたまま、誰にも頼ることができずにさらに追いつめられることは、遠い国の話ではありません。
「孤立を生まない社会」を創るためには、全国の皆さんのご協力が不可欠です。
2024年11月現在、239団体の皆さんがそれぞれの地で、地域に根差した活動を行っています。全国の市区町村でこども宅食を周知・普及していくためには、まだまだ今後の活動が重要だと捉えています。ぜひお一人でも多くの方にこども宅食について知っていただき、日本各地の地域で実施されることをめざして活動します。
現在、2000万円を目標額にふるさと納税でクラウドファンディングに挑戦しています。こども宅食応援団の本拠地である佐賀県をはじめとした、モデル地域での取組み強化を目指してまいります。
引き続き、皆さんの温かいご支援をお願い申し上げます。
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