一般社団法人こども宅食応援団は、2024年10月、新しくビジョンとミッションを策定したことをお知らせいたします。
こども宅食応援団が、設立以来伝えてきたのは「親子のつらいを見逃さない社会」というメッセージ。困りごとを抱えたご家庭へ、そっと手を差し伸べる温かな社会をつくりたいという思いで活動を続け、今年、団体設立6年目を迎えました。引き続き「こども宅食の全国化」をめざし活動を継続する中で、全国各地の実施団体やステークホルダーの皆さまと共に創りたい社会を見据えた時、子育てを親の責任とするのではなく地域社会全体でこどもたちの未来を支えていこうという未来を描き、対象を「親子」ではなく、あえて「すべてのこども」という表現にすることでその思いを込めました。
親子のとなりに、そっと寄り添う「人」と、心や体を支える、あたたかな「食」。こども宅食が届けているぬくもりが、日本中、どの地域にも当たり前にある状態を目指します。
「こども宅食」は、食品等のお届けをきっかけに定期的な接点をもち、親子に寄り添いながら安心できるつながりを築いていく取り組みです。また、親子の状況に応じて様々な地域の支援につなげることを目指します。私達は、地域や業界を超えて、人々と協働しながらこども宅食をはじめとする「多様なアウトリーチ支援」が全国各地に広がることを目指します。今、この瞬間にも、孤立しているこどもがいます。どんな環境に生まれたこどもでも、まわりにいる多様な大人たちがその存在を大切にし、温かく見守りながら、孤立を生まない社会を創っていきます。
新しいビジョン・ミッションをお伝えするページを公式サイトにて公開しました。
https://hiromare-takushoku.jp/about/philosophy/
皆さんとともに目指す社会を実現するためには、まずは想いを届ける問いかけやアプローチが必要だと考えています。そのため、ページでは「孤立を生まない社会」の実現に向けて挑戦する私たちに共鳴してくださる方のインタビュー「ミッションへの想い」を掲載していきます。
また、新ビジョン「すべてのこどものとなりに、ぬくもりを。」をイメージした、こども宅食がイメージする社会を表現したコンセプトビジュアルを制作しました。こどもたちを真ん中に、まわりを様々な大人たちや、温かなぬくもりで囲むデザインです。応援団のロゴや5周年記念ページでもデザインを創ってくださったUNPLUG.の吉岡さん( unplug.jp )に制作いただきました。
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