こども宅食応援団は、12月4日(木)にオンライン活動報告会を開催しました。
多くの方にご参加いただき、日頃から寄せていただいている応援の温かさを改めて実感しました。ご参加いただいた皆さま、お忙しい中ありがとうございました。
今回の活動報告会では、これまでお預かりしたご寄付がどのような支援として実を結んだのか、子育て家庭の困窮・孤立の現状やその背景、事業成果や今後の展望、実際のエピソードを交えながらお伝えしました。
本レポートでは、活動報告会の内容をダイジェストでお届けし、当日のアーカイブ動画も掲載します。

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【日時】12月4日(木) 20時~21時・オンライン 【概要】 【弊会 話者】原水 敦(代表理事)、 本間 奏(理事) |

2018年に4団体から始まったこども宅食は、皆さまからのご支援を力に、2025年には全国47都道府県に広がる支援ネットワークへと成長しました。
中間支援団体として取り組んできた伴走支援や事業成果をご報告しました。

そもそもなぜ「支援が届きにくい親子」が増えているのか。困窮だけではない、より本質的な「孤立」の問題について、社会構造からご説明しました。「こども宅食」の普及を通じて目指す、「つながりの構築」の大切さをお伝えしました。

「つながりの構築」とはどのようなものなのか、シングルマザーで二人のお子さんを育てるご家庭の物語もご紹介。こども宅食の約2年間の支援を経て育まれた、親子の前向きな変化について、心温まるエピソードをお伝えしました。

2026年以降、さらに支援を広げるための「こども宅食普及のロードマップ」も紹介。私達のこれからの挑戦についてお伝えさせていただきました。
最後の質疑応答の時間では、参加者の皆さまからたくさんのご質問や感想が寄せられました。
「こどもさんが不登校になっているケースは多いのでしょうか?」「今後の具体的な取組みについて教えてほしい」「養育費支払い義務の法制化にも声を上げてほしい」「寄付しかできないなと思っていたので、こういう機会で聞けて良かった」など、画面越しにも皆さまの熱意が伝わり、支援に深い関心を寄せてくださっていることを感じました。
当日の内容をご覧いただけるアーカイブを公開しています。ぜひ、お伝えした内容をフルバージョンの動画でご覧ください。
※動画内(8分前後)に「のべ30万世帯規模/年」とありますが、正しくは「30万人規模/年」であり、誤植となっておりました。ある3人世帯に5回の食支援を行った場合、のべ15人として計算しております。
こども宅食応援団の活動は、皆さまからのふるさと納税で支えられています。
支援が届きにくい家庭を、一つでも取り残さないために。
「助けて」と言えない親子に、確かなつながりを届けるために。
引き続き、温かいご支援をよろしくお願いいたします。
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