こども宅食応援団は、産前産後の孤立を防ぐ訪問型支援「こども宅食 赤ちゃん便」の取り組みを紹介する動画を公開しました。
こども宅食赤ちゃん便の実施団体である認定NPO法人スチューデント・サポート・フェイスの中山さんが、乳幼児を育てるご家庭を訪問しました。一人で子育てに奮闘しているお母さんが、気持ちをお話してくれます。
「電話もしてくれるし、相談にも乗ってくれる。何でも言えるので、本当に“お母さん”的な存在です」
本動画では、ご家庭と訪問する際のやり取りの様子や、“支援が届く瞬間”の空気感、「こども宅食 赤ちゃん便」を通して届けたい、私たちの想いを感じていただける内容です。
▶動画はこちらから https://youtu.be/BGiEq4a1o58
「こども宅食 赤ちゃん便」は、産前産後に何らかの心配や課題を抱えた家庭に訪問し、食品、オムツやミルク、離乳食といった赤ちゃん用品などを届け、会話をしながら相談援助を行う訪問型の活動です。
2023年度に、一般社団法人こども宅食応援団と認定NPO法人スチューデント・サポート・フェイスが連携し、佐賀県でスタートしました。
出産前後の家庭では、心身の変化や生活環境の急激な変化により、孤立や不安を抱えやすい状況があります。
制度や相談窓口が存在していても、
「どこに相談すればよいかわからない」
「支援を求める心理的ハードルが高い」
「家から出られない時期が続く」
といった理由から、支援につながらないケースが少なくありません。
「こども宅食 赤ちゃん便」は、家庭を訪問することで、支援が“待つもの”ではなく“届くもの”になる仕組みとして生まれました。

赤ちゃんの見守りを行うことを前提に、玄関先での受け渡しではなく室内で対話の時間を持ちます。保護者に寄り添いながら、
・日常の話し相手
・家計管理のサポート
・予防接種スケジュールの整理
・保育園手続きの同行
・専門窓口の紹介
など、一人では行動を起こしにくい課題に伴走します。
支援の対象は妊娠4か月頃(妊娠届提出時)から3歳までの家庭で、3歳以降も必要に応じて見守り支援を継続します。本取り組みは佐賀市こども家庭センターの事業として全国で初めて導入され、今後は佐賀から全国への展開を目指しています。
本動画には、次のような場面があります。
・こども宅食赤ちゃん便の概要
・立ち上げに至った想い
・訪問員が家庭に入り、子どもたちへのお菓子や日用品をお渡しする様子
・お母さんが、育児の不安についても何でも相談できる存在と語る姿
・リラックスしたさりげない会話をきっかけに関係が続いていく過程
・支援が“制度”ではなく“人のぬくもり”として届けられる現場 など
こども宅食赤ちゃん便が、孤立しがちなお母さんとつながり続けることで、あたたかなぬくもりが生まれることを感じられる内容です。

この取り組みは、赤ちゃんを支える活動であると同時に、“親が一人にならない仕組み”を地域に作る試みです。こども宅食赤ちゃん便を立ち上げた、こども宅食応援団の井内のコメントをご紹介します。
「誰かとつながることで、安心して出産・育児に臨める社会をつくりたいと考えています。『大丈夫、安心して生まれてきていいよ。あなたが生まれてくる社会はあたたかい。』そう言える地域を、たくさんの人と一緒に、この取り組みを通じて広げていきたいと思います。」

出産や子育てに関わるすべての方や、「孤立を生まない社会」を共につくる皆さんに見ていただきたい内容です。
ぜひご覧ください。
▶動画はこちらから https://youtu.be/BGiEq4a1o58
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