こども宅食応援団と認定NPO法人フローレンスは、2025年7月初旬、特例認定特定非営利活動法人 フードバンク愛知、WeSupport Family運営事務局のオイシックス・ラ・大地株式会社と連携し、全国の困りごとを抱える子育て家庭1万2000世帯に、緊急でお米12トンや食品をお届けする「夏休み給食便~政府備蓄米でこどもたちを支える~」プロジェクトを実施しました。
夏休みは給食がなくなり、生活が厳しい子育て家庭にとっては、こどもたちの栄養状態が一層懸念される時期です。さらに今年の物価高、米の価格高騰と米不足を背景に、事態はより深刻化しており、全国各地の支援団体に「助けて」のSOSがあがってきています。
今回の緊急支援プロジェクトでは、この夏休みに政府備蓄米が全国にお届けされ、各地の支援団体やご家庭からは、続々と喜びと感謝の声が寄せられています!
その一部をご紹介します。
物価の高騰や自然災害など、先の見えにくい時世において、このようなご配慮をいただけることのありがたさを、あらためて実感しております。
お心遣いに深く感謝するとともに、頂戴いたしましたお米を大切に、こどもたち、その家族の支援に活用させていただきます。(北海道から)
(交付された政府備蓄米は5年産ですが)6年産と味は変わらないです。やっと宅食の食材の中にお米を入れることができます。おなか一杯にご飯を出せるようになり、夏休みを迎えられます。
ありがとうございます。(徳島県から)
夏休みということもあり、大変助かります。支援を必要としているご家庭にお届けします。
(富山県から)
お米は本当に助かります。
シングルで働いていたら時間が無さ過ぎて、こどもを連れて並んで買うこともできませんし。こどもには沢山食べて欲しいので、本当にありがとうございます。(東京都から)
2月を最後に新しいお米は買えていませんでした。
(すぐ無くなってしまうので)小学生のこども2人と私(=シングルマザー)が3食とも
お米を食べることはとてもできず、麺類を組み合わせたりして、やりくりしていました。
こども達はお米が大好きなので、とても嬉しいです。(東京都から)

–支援団体のみなさんが真夏の暑い中、温かな声がけとともにお米や食品をお届け。こども達も笑顔があふれます。
「夏休み給食便」のお米や食品は各地に到着し、支援現場の皆さんの温かな声がけとともに、ご家庭のもとに届き始めています。お米をお届けした全国の地域から、こうした喜びの声が届き、私たちも温かな気持ちになります。プロジェクトに賛同し、協力してくださった沢山の関係者の皆さまにあらためて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
しかし、全国の継続的に困りごとを抱えるご家庭に十分な食支援を実施し、継続的な見守りを進めるには、まだ食材も活動資金も足りていません。
「食べられない」現実が、こどもたちの未来を狭めてしまわないように。こどもたちが、安心して未来に向かえる社会になるように。こども宅食応援団ではこれからも、共感してくださる皆さんと協働しながら「孤立を生まない社会」の実現を目指してまいります。
引き続き、皆さんの温かいご支援をお願い申し上げます。
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