こども宅食応援団では、食品や物資を運びながら、こども宅食実施団体の困りごとに寄り添い伴走支援を行う、こども宅食 「まんぷくライダー」を佐賀県で12月からプレスタートします。
この取り組みは、佐賀県のふるさと納税を財源として実施するもので、佐賀市にあるセントラル倉庫から、こども宅食を実施する団体へ定期的に食材などの寄付品を届ける取り組みです。
届けることで、各団体が支援物資を安定して受け取ることができる体制が整い、活動をより安心して継続しやすくなる環境づくりに取り組みます。
– 令和6年11月7日 佐賀県山口知事 表敬訪問
代表理事駒崎がこれまでの活動を報告し、サポートへのお礼と「まんぷくライダー」実施の報告も行いました
団体設立から6年がたち、佐賀県内でこども宅食を実施する団体は18団体となりました。
佐賀県では、親子の支援活動への理解度も高く、日々、企業や地域の皆さんからたくさんのご寄付を頂いています。これまで、佐賀市にあるセントラル倉庫に届けられた品物を、こども宅食実施団体の皆さんに取りに来てもらい活用いただいていましたが、この運用では各団体がそれぞれに入出庫、仕分け作業を行う必要があり「本来の業務に影響がでる」「遠方から物資を取りに行くことが難しい(遠い地域で車で片道1時間半)」などの声も出ていました。現状のままでは寄付品が十分に活用できない団体もあり、地域格差が埋められない、活動を継続することが難しくなる団体さんも出るかもしれない、という懸念から新たな仕組みづくりが急務となっていました。
「寄付品の流通を応援団が担う事で安心して活動できる土台づくりができるのではないか」
そんな県内の状況を受け始動したのが、こども宅食「まんぷくライダー」です。
–こども宅食「まんぷくライダー」活動のイメージ 佐賀市のセントラル倉庫から県内各地のこども宅食実施団体の元へお届けします
まんぷくライダーの役割は品物を届けるだけではありません。実施団体の皆さんとの対話も重要な役割です。日々の活動での不安や悩みなどにも寄り添い、コミュニケーションをとることでこども宅食を安心して実施できる環境を整えるよう活動を行っていきます。
まんぷくライダー始動にあたり、佐賀事務局に新しいスタッフが参加することになりました!松原さんは佐賀県唐津市出身。物資の在庫管理や配送を担当します。
こども宅食「まんぷくライダー」は、実施団体との連携を強化し伴走支援する取り組みです。
少しでも早く、ひとりでも多くの親子のもとへ安心を届けられるように。
「ご寄付いただいた皆さんの思い」「親子の支援に携わる皆さんの思い」をのせて、「まんぷくライダー」が佐賀県内を駆け巡ります!
#孤立を生まない社会 をめざして
こども宅食応援団は、こども宅食を全国に広める活動を皆さんと共に行っていきます。
2024年11月現在、239団体の皆さんがそれぞれの地で、地域に根差した活動を行っています。全国の市区町村でこども宅食を周知・普及していくためには、まだまだ今後の活動が重要だと捉えています。ぜひお一人でも多くの方にこども宅食について知っていただき、日本各地の地域で実施されることをめざして活動します。
現在、2000万円を目標額にふるさと納税でクラウドファンディングに挑戦しています。こども宅食応援団の本拠地である佐賀県をはじめとした、モデル地域での取組み強化を目指してまいります。
引き続き、皆さんの温かいご支援をお願い申し上げます。
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