「親子の “つらい” を見逃さない社会をつくる」というミッションをかかげ始まったこども宅食事業。そんなこども宅食の「全国展開」の安定化に向けて、一緒に事業を作り上げていく関西事務局スタッフを募集します!
経済的に厳しい状況にあるなど、様々な困りごとを抱える子育て家庭に、定期的に食品を届ける「こども宅食」の全国展開というチャレンジに向け、「こども宅食応援団」が設立されました。
全国の連携先団体と「親子の”つらい”を見逃さない社会をつくる」というミッションのもと、親子に食品と安心感をとどける事業を推進しています。
▶参考記事:「全国リーダーズと一緒に社会を変える!全国の親子のために”つらいを見逃さない”事業と政策をつくる」ワークショップ報告
「こども宅食応援団」は全国の連携先/そのリーダー/地域の協力者と一緒に、地域の社会問題を解決する新しい事業を立ち上げ、継続的なものにしていくために、事業や地域がぶつかった壁や問題を一つずつ解決していくことを目指しています。また、その試行錯誤や先行事例のノウハウを、まだアウトリーチ型の活動が普及されていない全国の他の地域にも伝えていくことも重要だと考えています。
関西地方は自治体やさまざまな団体が長年、子育て世帯支援、子どもの貧困や虐待防止の活動に取り組んでおり、「こども宅食」という名前が2017年に文京区事業で使われる前から、食を入り口にしたアウトリーチ活動についてノウハウがある団体も多いかと思います。
▶大阪府松原市の事業を全国研修で詳解:訪問時のコミュニケーションからLINEの活用方法まで!『全国こども宅食勉強会(オンライン)』を開催しました
こうした関西地域において、こども宅食応援団の事務局とともに先進団体との連携、全国の団体や自治体に知ってもらいたい先進事例や研究を研修としてまとめる、新規に立ち上げを行いたい地域・団体の伴走などを推進していくのが、今回募集するスタッフの主な業務です。
また、現在、こども宅食は、全国で110の自治体に広がり、75事業が立ち上がっています。そして、関西においても、大阪、京都、兵庫、奈良……と立ち上がっており、こども宅食が多く立ち上がっている地域です。
▶全国の取り組み:https://hiromare-takushoku.jp/activity/
九州をはじめに全国展開をすすめてきたこども宅食も、全国的に協力してくれる団体や、立ち上げを希望する団体も増えてきました。そこで、次のステップとして、関西地域の連携を加速させたい!今回、関西を中心に活動する事務局スタッフを募集するのは、このためです。
こども宅食応援団の活動では、毎月のように新しいチャレンジがあり状況の変化も早いので、組織として「意思決定が早い」、「新しいことに挑戦することに前向き」、「チームでとことん意見を出し合う」といった特徴があります。
また、こども宅食応援団の中のメンバーだけでなく、各地の、特に関西の現場に飛び込んで、熱い思いを持った連携先のリーダーや地域の協力者と信頼関係を築き、一緒に走りながら事業をサポートしていくことが求められます。
このような環境・事業の現場をふまえて、以下のような方をお待ちしています。
・「困っている親子のために何かをやりたい」「社会を変えるような事業をしたい」という心意気がある
・各地域・各団体の背景や理念に関心と敬意を持ち、団体の事業支援などの中間支援活動に興味がある
・各地の団体の代表や自治体などのステークホルダーと率直に、対等に、議論ができる胆力
・変化に柔軟で、考え抜き、やり抜く姿勢を持っている
・当事者意識を持って仕事に臨める自律性
・大胆な行動力を持って、課題解決に取り組んでいける
・事業やプロジェクトの状況が複雑な中でも、自ら課題を設定して仲間と協働しながら、その課題解決を前に進めていける
一言で言えば、「思いや考えを原動力にして、自律的に動いて、事業を前に進めていける、それを楽しめる人」です。
こども宅食のような新規性の高い事業の場合、事業を進めていると、難しいこと、うまくいかないことがたくさんあります。そういったものに立ち向かっていくためには、能力や経験、スキルはもちろん大事なのですが、それと同じくらい、社会課題や事業に向き合う真摯さ、心意気のようなものが大事だと思っています。また、変化の多い仕事となります。柔軟性と行動力は欠かせない業務となってきます。
こういった心意気や醍醐味を一緒に共有できるような人にチームに加わってほしいと考えています。
▶関連記事:「全国で誰もがこども宅食をできる環境を作りたい」メンバー3人が宅食の未来を語り合いました
募集人数 | 1 |
契約形態 | 業務委託契約
契約先:一般社団法人こども宅食応援団 |
契約期間 | 応相談 |
勤務地 | オンラインでのリモートワークが基本 ※在宅でのリモートワークを推奨しています。 ※地域団体との会議等で出張業務が発生する場合があります。 |
仕事内容 | ・関西地域を中心とした先進団体とのリレーション、先進取り組み事例の発掘
・全国規模の研修会の実施、コンテンツ作り ・オンラインなどでの全国の団体の交流の促進(勉強会、交流会などの企画) ・関西地域を中心とした対面(オフライン)での交流の場の企画・運営 ・東京・九州事務局とのコミュニケーション(リモート会議含む) ・中長期的には、以下の機能を持つ「関西事務局」の設置の検討・準備 ・関西における行政への提案、制度周知 ・関西を中心とした立ち上げ希望団体・伴走支援希望団体へのサポート |
必要な資格 | 不問 |
必要なスキル・経験等 | 【必須なスキル・経験】
・社内、社外でのこども・親子支援事業のプロジェクトマネジメント経験 【あれば望ましい経験】 ・経営企画に関する経験 |
勤務日 | 週2-3日勤務 ※応相談 |
勤務時間 | 月80時間程度 ※時間帯については応相談 |
契約金額 | 18万円~ ※経験やスキル、勤務時間に応じて応相談。居住地により交通費補助 |
応募書類 | 1.履歴書(指定フォーマット)←クリックしてダウンロード
2.職務経歴書(書式自由) 3.スキルチェックシート(指定フォーマット)←クリックしてダウンロード 4.参考資料(過去にご自身で作成されたドキュメント資料)※ご用意がない場合は、添付不要です。 |
備考 | ・複業可。
・子育て中の方で働き方に不安がある方は、ぜひご相談ください。 ・月1-2回程度、関西地域を中心に宿泊を伴う出張がありえます。 ・リモートでの面接ができますので、ご相談ください。 ・応募書類については、連携してこども宅食普及事業を行う認定NPO法人フローレンスの担当にも共有し、書類選考・面談を行います。予めご了承ください。 参考:https://hiromare-takushoku.jp/2022/03/10/4380/ |
お問い合わせ担当者 | 一般社団法人こども宅食応援団 原水・本間 |
お問い合わせメールアドレス | info@hiromare-takushoku.jp |
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